エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第二回・KANEさん

概要

場所

着席位置

  • 対面

1on1相手

当日の流れ

  • ファミレスで集合
  • 食事が来るまで、ヒアリングシートを書いてもらう
  • ごはん食べながら雑談
  • 1on1(47分)
  • 解散

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

  • していない

 nitt-sanと会って話したことのある回数

  • 3回目

 ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

  • 5

 nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

  • 4

本日の1on1全体の感想を教えてください

非常に楽しくお話することができました。 途中で話し過ぎかなと思うときも有りましたが聞いてくれているという感覚があったのでドンドン話ができました 

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

  • 話した内容を図にまとめてくれたことです!あとで写真にとって送ってほしいです!
  • 具体的なアクションが出てそれに賛同をしてもらえてすごく嬉しかった。漠然と計画はしていましたけど、はっきりとやろう!という後押しになりました。ありがとうございます!
  • 心理的な不安は特に感じなかったです。(普段からSlackなどで絡んでいることがプラスになったと思います。)
  • サイゼはご飯が美味しいので幸せな状態でスタートできた。美味しいは正義(会社とかでもお菓子を食べながらとかだと良いのかも!) 

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

  • 声が聞き取りにくいことがありました。聞き返すということに抵抗感があるのでちょっと困りました。重要な単語ははっきりと伝えるなどをしてもらえると聞き取りやすいと思いました。
  • 途中、話のテンポが遅くなってしまい不安になりました。お互いがどの様な方向性で話を進めていきたいのかを見失ってしまったタイミングがあったかもしれないです。KANEの頭の中「なんで今これ聞いてきたんだろ?」みたいな点がいくつか有りました。問題点を深掘りしているときなど
  • 「なんでやらないんですか?」って質問は少し辛かったですね。やれたら相談してないわ!という気持ちにはなりました。困っている点から掘り下げてもらうのは良かったです。
  • 1on1だとあまりやらないとは思うのですが、もう少し外部刺激があると良かったかもしれないです。(Podcastやっていないからわからないとは思いますが)自省+そういう考えもあるのかぁ! があると来た人の満足感が 爆増しそう。
  • これは、自分の反省でもあるのですが、「新しくPodcastを始めること」に対して悩んでいることが他にもあったのに、それを言い出せなかったです。
    • 補足:どんな悩みかというと「Podcastをやることの意味が説明できないのに増やして良いのか?」という悩みが大元にありまして、何本作ればよいのかの大前提に新しく作ること自体が意味があるのか?という悩みを内包したまま進めてしまった部分は有りました。ここは言えればよかったですね。(言うタイミングを逃しました)

ふりかえり

前回出た改善点について

  • ヒアリングシートに優先順を書いてもらう : ◯

    • 優先順を書いてもらったため、優先度が高いものを重点的に掘り下げる事が出来ました
  • 雑談段階から踏み込む : ◯

    • 意識的に踏み込んで話し、開始前には少なくとも緊張感は解けたかと思います
  •  アドバイスはしない : ◯

  • 話をオブジェクトで捉え、オブジェクト同士のつながりで捉える : △(継続)

    • ノートの書き方を工夫したこともあって、ある程度構造で捉えたと思いますが、今一歩頭の中では構造で捉えられてないかなと思います。
  • 傾聴を強く意識する : △(継続)

    • 思い返すと、目が合ったシーンは結構少なかったような気がします。多分もっとやれます。
  • メモに注力しない : △(継続)

    • 傾聴に結び付きますが、メモを使って理解を深めることをしたので、幾分注力することが多かったです。メモを書くレベルの落とし所のバランスを探っていきます。

良かった点

行動の想起まで辿り着けた

次アクションまで持っていけました。大体の実施時期まで落とすことも出来ました。つまり、理想的ないい1on1が出来たということになります。
終わった後にKANEさんと話したのですが、「今回辿り着いたアクションは、思いもよらないアクションというほどのものではなく、恐らく一人で辿り着くことも出来たレベルな気はするが、45分そこそこで持って行けたのはとても良かった」とのことでした。
時間対効果的な意味で、非常に良いものとなったということになります。

異様に楽しかった

何なんでしょうね、異様に楽しかったです。
内省を伴うということは、当然己の内面と向き合うことに他ならず、否が応でも大なり小なりシリアスな空気になるものだと思っていました。思ってたんですが、これが僕の単なる思い込みであり、内面と向き合う事だって明るくやれるんだということが今回わかりました。終始ポジティブな空気のまま、楽しく終えることが出来たかと思います。
要因の一つとしては、今回リアクションをかなり大きくするということにチャレンジしました。これは仕事の1on1からの反省で得られたものです。非常に良い効果が出る事がわかりました。

反省点

声が聞き取りづらいことがわかった

昔からの癖ではあるのですが、話し言葉が低くて小さいので聞き取りづらいシーンがあったことを指摘されました。仕事でも指摘されることはよくあるのですが、1on1で言われたのは初めてです。普段、部下相手にやっているので、もしかしたら部下からは指摘しづらいという可能性があります。大変ありがたい指摘でした。

  • 改善点   - 聞き取りやすい音量、話し方を意識する

会話のテンポが悪い場面が数度あった

以下のようなシーンで、こちらボールの際に判断に数秒かかってしまい、会話のテンポが悪くなりました。

  • 一つの話題が終わった瞬間
  • ポンポンとうまくキャッチボールし、相手がしばらく話をしていたが、落とし所が無いまま発散しそうだから方向性を調整しようと思った瞬間
  • 良い方向に内省に持って行けそうなワードを察知したが、それをどう持っていけば内省に連れ込めるかを悩んだ瞬間

いずれも判断速度に起因するものです。しばらくは経験を積むベースで改善を試みます。

もっと傾聴出来る

もっと目を合わせるべきでした。また、フィードバックにあった通り、伝え方・話し方を明確に間違えたなという場面がありました(「なんでやらないんですか?」という質問について)。一方で、待つべき所はうまく待て、一定の改善は出来ていたと思います。
これは改善するところなのか判断に迷うところがあるのですが、『確かに傾聴出来ているが、ただ聞くという受け身の姿勢では無く、より能動的に、相手の答えを引き出すような言動をした』という感覚があります。相手の発言や考え込みを促せた実感なんですが、これがコーチングとして本当に良かったのかどうかは要検討です。しばらく試行錯誤してみたいと思います。

悩みへのアプローチ手法を改善する

以下のフィードバックは、思わずああー!しまった!なるほど!と思いました。

 「Podcastをやることの意味が説明できないのに増やして良いのか?」という悩みが大元にありまして、何本作ればよいのかの大前提に新しく作ること自体が意味があるのか?という悩みを内包したまま進めてしまった。

前提ですが、ヒアリングシートの『今困っていること』について『あと何個Podcastを作ろうか?』という記載となっていました。 僕はここへのアプローチとして『何故本人が、増やす事に抵抗が生じる状況に至っているのか』をほぐそうと考えましたが、そこから『もし数を増やすことをポジティブに考えているのであれば、一つ一つの労力を減らすためにはどうすればいいか?』という方向にシフトしました。
困っていることを深掘りするときは「悩みの裏側にある大元の根本を引きずり出す」ということを意識しているのですが、いや、難しいですね。アプローチ方法をもっと増やして、常に何故(why)を最優先に狙っていくようにします。

受け手の感想記事

今回の相手のKANEさんがnote記事を書いてくれました!ありがとうございます!

note.mu