エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第四回・たすくさん

概要

場所

  • 都内某プロント

着席位置

  • 対面

1on1相手

当日の流れ

  • 駅付近で集合
  • プロントへ移動
  • パスタが来るまで、ヒアリングシートを書いてもらう
  • パスタを食べながら雑談
  • 1on1(54分)
  • 終了後、1時間ほど話して解散

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

  • していない

 nitt-sanと会って話したことのある回数

  • 3回目

 ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

  • 5

 nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

  • 4

本日の1on1全体の感想を教えてください

直近悩んでいたことに対して、思考していたことをとりあえず全部受け止めてもらえて、なおかつ見えかけていた行動したいことに背中を押してもらえた

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

  • 全部をやろうとはしない姿勢。 最初は聞きの姿勢で、終盤でまとめに入り提案をする流れ

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

  • ここまで思考がクリアになると思ってなかったので、あまり思いつかないです。

ふりかえり

前回出た改善点について

  • 話をオブジェクトで捉え、オブジェクト同士のつながりで捉える : △(継続)

    • 図示する際にアイコンなどを使うようにしてみました。なかなかよかったかと思うのですが、無駄に描く時間が増えたかもしれません。慣れが必要です。
    • もう数回やってみたら、グラフィックレコーディングの本を読んで、経験と突き合わせながら勉強をして、もう一段階ステップを上がれるか試してみます。
  • 傾聴を強く意識する : ◯

    • 傾聴することをわざわざ頭に入れなくても出来ているようになりました。ここは一旦卒業です。
  • 聞き取りやすい音量、話し方を意識する : △(継続)

    • 特に問題無かったと思います。次回も継続します。

良かった点

いまやるべき事にフォーカスして、次のアクションを見つめてもらえた

ヒアリングシートに『何を勉強すればいいのかわからず困っている』という記載がありました。話を聞くと、最近転職活動を終えたこともあり、ある程度自己分析が済んでいて、『自分に足りないものは何か』や『自分が伸ばしたいものは何か』について、ある程度の整理はついていました。
ただ、その結果出てきた『やること』が非常に多く、しかも範囲も広く洗い出されていました。これは『自分に足りないものは何か』を真剣に考えた結果だと考えます。一般的に、『いまの自分に出来ること』よりも『いまの自分に出来ないこと』の方が、多岐に渡る範囲で思いつく為、沢山見つけることが出来ると思います。そのため、まずはこの中から『やらなくてはならないと思い込んでいること』の発見を試み、『いま本当に伸ばしたいと思っていることは何か』を切り出していきました。
その後『本当に伸ばしたいと思っていること』を伸ばすために、どういう行動が取れるかを、出来るだけ簡単なものから数案出してもらい、それらをいつまでに手をつけるかを決めてもらうことが出来ました。
遠い目標を見つめることは素晴らしいことです。ただ、その遠い目標に到達するまでの過程をブレイクダウンできない場合、一体何から手をつければいいかわからなくなったり、とにかく片っ端から全部手を出して、なかなかうまく成果が出ずに、最終的に投げ出してしまったりしてしまいます。   たすくさんは今の時点で既に、充分素晴らしい階段を見つけているのですから、まずは一つずつ、確実に階段を踏みしめていくことを意識してもらえれば、どんどん自分の描く自分像に到達出来ると思いました。
ぜひ引き続き頑張って欲しいです。

反省点

予定時間を超えた

前回の74分程では無いのですが、今回は10分近く予定時間をオーバーしました。ここに来て時間配分が難しくなってきました。
僕の試みる1on1では、一つの問題の解決のために、色々な方向に発散させて可能性を探りつつ、そこから一方向を定めて収束させにいくのですが、この発散が広がり過ぎた場合に時間が長くなってしまう気がしています。
とはいえ可能性を探るための発散なので、たとえ結果的に不必要だったとしても、終わってみないとわからないというジレンマがあります。なかなか塩梅が難しいです。   しばらくは回数をこなしていく過程で、ここは広げる必要がなさそうというジャッジのカンを掴んでいくしか無さそうです。