エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第六回・水殿さん

概要

場所

  • 神奈川県某巨大ショッピングモールのフードコート

着席位置

  • 対面

1on1相手

当日の流れ

  • 駅付近で集合
  • フードコートへ移動
  • ごはん食べながら雑談
  • 水殿さんコーチによる1on1(53分)
  • フィードバック・休憩等(20分ぐらい)
  • nitt-sanコーチによる1on1(59分)
  • 終了後、30分ほど話して解散

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

  • している

 nitt-sanと会って話したことのある回数

  • 3回目

 ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

  • 5

 nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

  • 5

本日の1on1全体の感想を教えてください

最近悩んでいたことが会話の中で整理されて解決に向かうことができたので、心が軽くなりました。

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

話の切り替え方がうまくて、コンテキストがわからなくなると聞き返してくれるところがよかったです。しっかりこちらの話を聞いてくれているということを感じ、安心感が増しました。

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

特になし

1on1合戦

僕がいきなり1on1というものを始めたのを見た水殿さんは、「自分もこれやってみたい!」と思ったとのことで、「カジュアル1on1」と称してほぼ知らない人と1on1をやる活動を開始することを決意したとのことです。フォロワー!?
その初回の相手でnitt-sanとやりたい!ということで、今回は1on1をコーチ交代でやるということをしました。僕は仕事ではコーチ側で1on1をやることはありますが、コーチに1on1をやってもらうことは無かったので、非常に楽しみにしておりました。
結果として、以下のようなことが整頓され、頭の中が明晰になるいい機会だったなと感じます。また、水殿さんのコーチを観察することで、自分が出来るようになったと思うところを再度自覚出来たりしました。

  • 自走していない自分が、どのように自走していくことが出来るようになったのかの過程やファクト
  • それらはいくつもの出来事が偶然に重なったことや、運の作用が大きかったため、再現性がないこと
  • 自走していない人を自走させるためには、自分の頃とは違った、別の再現性のある手法で根気よく促していくしかないこと
  • 1on1を7人→16人に突然増えたことによるモチベーションの持っていき方
  • 今後の人生の進め方

ふりかえり

前回出た改善点について

  • 話をオブジェクトで捉え、オブジェクト同士のつながりで捉える : △(継続)

  • 聞き取りやすい音量、話し方を意識する : ◯

    • 特に問題無かったと思います。一旦卒業です。

良かった点

エンジニアリングマネージャー像を再定義出来た

これまではほぼエンジニアが相手だったのですが、今回はエンジニアリングマネージャーを相手としました。
そのためレイヤーが近く、悩みごとのコンテキストも非常に近かったので、相手の問題をときほぐすと共に、自分の中でモヤモヤしていた部分もときほぐせるという、これまでにない体験が出来ました。
同レイヤー相手に1on1をする利点が見えて非常にいい体験が出来たと思います。会社でも、別の課長を捕まえて実施してみようと思いました。

反省点

スキル成長が鈍化している

前回、1on1スキルの成長が止まっているのでは?と感じたのですが、水殿さんに1on1をしてもらう過程+水殿さんに1on1をした結果、成長が鈍化していることに気づきました。
成長曲線の急速成長が止まり、少し平坦側になってきたのだろうと感じています。 bloom.at.webry.info

これまで自走している人相手に1on1を実施してきたことで、成功体験を重ねてきた+毎回振り返りをやって改善点を洗い出して改善というPDCAをやってきたため、うまく成長速度が上がっていた自覚があります。
この過程で、おおよその成功するための1on1の型というものが自分の中に出来上がりました。ここから先は1on1の型をより柔軟にしていくため、相手の質問に対して別の切り口の質問を出して様子を見る等の実験をしていくことになると思います。
また、ノートの取り方の稚拙さは明らかにスキル不足から来るものであり、ここでグラフィックレコーディングの手法を会得することで、また新しい成長が得られることを確信しています。
成長が鈍化しているなら、成長を促進する方法を自ら考えて実行すればいいだけなのだなと、改めて納得できた1on1でした。

受け手側(?)記事

今回の相手の水殿さんが、noteに記事を書いてくださいました。ありがとうございます!
note.mu