エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第八回・ねむさん

いきなり1on1とは?

こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com

概要

場所

着席位置

  • 対面

1on1相手

当日の流れ

  • 駅付近で集合
  • ファストフード店へ移動
  • ごはん食べながら雑談
  • 1on1(88分)
  • 終了後、10分ほど話して解散

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

  • していない

 nitt-sanと会って話したことのある回数

  • 初対面

 ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

  • 5

 nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

  • 4

本日の1on1全体の感想を教えてください

非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

話しやすい場の作り方に長けているなと感じました。

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

喋りすぎる人間に対しての、話しの切り方、タイムマネジメントのやり方は工夫したほうがいいと思います。

ふりかえり

前回出た改善点について

話をオブジェクトで捉え、オブジェクト同士のつながりで捉える : △(継続)

  • グラフィックレコーディングの成果が出始めました。かなり見やすくまとめられるようになってきています。

45分以内に収める : ×(要改善)

  • 全然ダメでした(88分)
  • 相手の話に添うことが目的なので、ここが優先になりすぎるのも問題ではあるのですが、それはそれとしてダメすぎました。次回はもうスケジュールを印刷して机の上に出しておきます。

良かった点

グラフィックレコーディングの成果が出始めた

個人情報的な意味で、画像をお見せすることは出来ませんが、初回のノートと見比べると明らかに可視性・説得力ともに上がっています。
このノートをうまく活用しながら話を進める事で、オブジェクトを整理して問題を発掘することができるようになっていくと思います。 会社での1on1でも試行錯誤しているのですが、今回が一番良かった気がします。少しかじった程度でこれなので、もっと本格的にやっていくとかなり大きな武器になるのではと感じています。

開始前の雰囲気づくりがうまくいった

今回の相手のねむさんとのこれまでのコミュニケーションは、プレゼンを一回見たことがあるのと、Slack上で僅かに会話した程度のレベルで、実質ほぼ初対面でした。
そのため、かなり意図的に空気を柔らかくするよう、会話のトーンを高めに保ち、あらゆる話題を総動員して、開始までに緊張をほぐし、話しやすい関係を作ることに専念しました。これまでの1on1の中でも、非常にうまくいったんじゃないかと思います。

行動方針を固めてもらえた

下記で書いている通り、アドバイスをしてしまった時点で失敗と言ってもいいのですが、差し迫った2つの問題に対し、それぞれ行動方針を固めてもらえたので、そこは良かった点かなと思います。

反省点

またアドバイスをしてしまった

初回でも反省点に記載した通りですが、アドバイスをしてしまっています。言い訳をすると、この時かなり頭痛が酷くなってきている状態で、実施時間が延びていたため、焦ってしまってポロリということが挙げられるのですが、やはりそんなのはただの言い訳でした。1on1におけるコーチからアドバイスをするという行為は、相手の自省を促して経験学習を促進するという責任からの逃げでしかありません。実施中に気づけたことをせめてもの収穫と考え、速やかに反省し、次回に活かすことにします。

時間オーバー(88分)

結論から言うと、自分の判断ミスによる時間オーバーです。
ヒアリングシートを書いてもらった段階で、優先度『高』が二つある(『最近気になっていること』、『いま困っていること)』という状況が起きてしまいました。
とりあえず二つあるのだから上から掘ってみようと思い、『最近気になっていること』についてヒアリングしたところ、問題という意味ではそれほどでもないということがわかり、この時点で既に30分をオーバーしていました。
ここから急遽『いま困っていること』へシフトしたことが原因による時間オーバーとなります。
そもそも『いま困っている』と言っているのだから、どう考えてもこちらが優先でした。猛省します。

受け手側記事

今回の相手のねむさんが、noteに記事を書いてくださいました。ありがとうございます!
note.mu

蛇足

勘のいい人がいるかもしれないので、以下はただの蛇足文です。
今回のねむさんとの1on1で、いきなり1on1は実に8回目を終えました。……ん?8人?

するとまあ、既に見ての通り1分経たずに3人快諾というありがたい状況で、最終的に7人の方にご快諾頂きました。
『いきなり1on1』を始めた話 - エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

実は、上記記事がテクノロジーのホッテントリに入り、この後「自分もやってみたい!」という方が激増しました。

結果として全部で19人(2019/02/17現在)の方とやることになっています。まだ三分の一強が終わったところです。既に恐ろしいほどの経験値を積めている実感がありますので、これからもひとつひとつを試合と捉え、必ず学び・スキル向上に繋げたいと思います。