エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第二十九回・オーノユータさん

いきなり1on1とは?

こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com

概要

場所

  • フードコート

着席位置

  • 正面

1on1相手

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

している

nitt-sanと会って話したことのある回数

初対面

ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

5

nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

5

本日の1on1全体の感想を教えてください

自分が普段考えていること、行動していることを客観的に振り返ることで、次どうアクションを起こすのがベストかを考えることが出来た。

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

掘り下げるポイントが的確だったため、より思考が整理された。

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

特にありません。

ふりかえり

改めて傾聴を信じる

今回、傾聴に集中することをひたすら追求してみようと考え、自分の意見を完全にシャットアウトすることを試み、結果として非常にうまく内省とアクションを見つけてもらえました。
僕個人としては1on1はコーチが答えを教える場では無いと考えています。これはいきなりだろうが会社の1on1だろうが同様です。そのため、自分の意見を言うことや、アドバイスをすることや、フィードバックをすることをかなり意図的に避けていました。そして、それでもやってしまう事がほとんどでした。
『答えは相手の中にあると信じる事』というのは、口で言うのはとても簡単で、実際にやってみると難しいことだと思います。これは前回びばさん相手に全くうまくいかなかったことへの内省の結果です。今目の前で初めて聞いた話から、僕が想像出来る程度のアドバイスなんていうのは、たかだか上辺をなぞっただけの薄っぺらい知ったかぶりに過ぎません。本当の答えは、いま問題に直面している本人の中にあるものが最も正解への距離が近いはずです。それを引き出すために、心のコップの水を吐き出してもらい、構造化することでまたコップを満たし直してもらう。これを信じてやれるかどうかが傾聴しきれたかどうかの成否にかかるのだと思います。
今日、意識下に自分の意見があることを自覚しながら、意図的にそれを口にせず、ひたすら内省を問う質問にフォーカス出来た実感がありました。そしてその結果、自分の薄っぺらい認識からくるアドバイスなんかよりも、よっぽど素晴らしい答えを自ら出してもらえたのではという経験になりました。
ようやく傾聴が身に付いたなというターニングポイントだと思います。
終わった後、オーノさんから「スキルというのはこういう事なんだというのを見た感じ」と仰って頂いたのが本当に嬉しかったです。ありがとうございました。