エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

最近の音楽の探し方について

作業中に音楽を聴く

人には人の音楽との付き合い方がある。能動的な付き合いであれ、受動的な付き合いであれ、大小問わず音楽とは何かしら関わるものだろう。
僕は本を読む時や、作業に集中したい時等に音楽を聴くことが多い。その際、以下のような条件でかける音楽を選んでいる。

人の声が耳に入って来ると、そこから集中を乱してしまうことがある。そのため、off vocalを選ぶことが多い。

  • あまり聴いたことがない曲であること

知っている曲の場合、音楽に集中してしまうことが多い。作業に集中するのが第1条件なので、変な話だが、音楽に集中するわけにはいかない。あくまで心地よく作業を進めたい。

  • ジャズであること

ただの趣味。

とある音楽との出会い

ある日曜日の昼下がり、特に意味もなく付けっ放しだったテレビから、tokyo mxの天気予報が垂れ流されていた。たまたまソファで寝っ転がって読書を進めていた僕は、読書に集中できていることに気づき、テレビのクレジットを確認し、ミュージシャンをググった。それからは、意識的にBGMを意識してテレビを見るようになった。そして、ローカル局の天気予報、ニュースのOPなどに使われている音楽は、上記の条件を満たす、最高の作業用BGMであることが多いことに気が付いたのだ。
そして、この辺りで存在感を発揮するミュージシャンは大概Apple Musicで見つかる。Apple Musicに登録しておけば、知った瞬間に即調べ、その曲を含めたアルバムを丸ごと聴くことが出来る。
 

Youtubeリンク

bohemianvoodoo


bohemianvoodoo "Adria Blue" 【Music Video】

tvk NEWS LINKのOP。

チズロイドNKS 


鹿嶋千鶴 BAND "Groove for Casa Mila" -Kashima Tsizuru BAND "Groove for Casa Mila"-

先述したTokyo MXの天気予報に使われていた曲。

J-Squad


【J-Squad×ブルーノート東京】報ステテーマ曲・生演奏

報道ステーションのOP。

音楽を聴くということ

30歳までに多くの人が新しい音楽を探すのに無気力になってしまうという調査結果がある。

体感だが、確かに30歳前後から新しい音楽をわざわざ探して聴こうとは思わなくなったと感じる。それまでに出逢ってきたミュージシャン・曲と付き合うことで、もう残りの人生は事足りてしまうのだろうなあという納得感はある。
しかし、この歳になってもまだ、たまたまつけていたテレビからたまたま流れてきた音楽からでも、感動することが出来たことに気づく。結局いてもたってもいられず、2018年にはbohemianvoodooのライブに二度行くことになったのだが、いずれも素晴らしいパフォーマンスだった。素晴らしいミュージシャンとの出会いは、人生を豊かにしてくれる。人との出逢いは一期一会だが、音楽との出逢いだって一期一会だ。キッカケなんてなんでもいいし、たまたまでいい。一瞬でも琴線に触れたなら、こちらから手繰り寄せてみよう。もしかしたら、いつかあなたの人生の一歩を後押ししてくれるかもしれない。