エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

2020年6月〜2022年12月を振り返る

生きてます

気がつけば実に3年半ぶりのブログです。時の流れは速すぎますね。とりあえず生きています。振り返ってみたら前回のエントリが2020年6月のErgoDox EZを買ったことでした。仕事帰りにりんかい線大井町駅の長いエスカレーターを登りながらUPSのトラッキングのステータスを見ては、まだ来ないかなあまだ来ないかなあとまるでサンタを待つ幼児のようにソワソワしていたなあと思いを馳せています。そのようにワクワクドキドキしながら買ったErgoDox EZも、今はもう使っていません。時の流れはあまりにも無常であった。その後紆余曲折を経て、今はNuPhyのF1のJISを愛用しています。
んで、このエントリでは2023年を振り返ろうとしたものの、とりあえず筆を執りワサワサと書いてみた結果、いやそれ以前に2022年12月までも結構色々なことがあったことを振り返らないと2023年どころじゃないやろということが判明したため、まずはそちらをやっていこうと思いました。やっていきます。

振り返る

  • 2020年 8月 : 息子が2歳になった
  • 2020年 9月 : 転職した
  • 2021年12月 : 家を買った
  • 2022年 1月 : 転職した
  • 2022年 7月 : メンタルぶっ壊して休職した
  • 2022年 8月 : 息子が3歳になった
  • 2022年10月 : 復職+部署異動をした

年表を持ち出してしまったので実質自分は武士沢レシーブであることが判明しました。ひとつひとつ取り上げるとマアー本当に色々なことがありましたなあという感じなのですが、なんやかんや非常にシンプルに自分はライフステージを進んでいるのだなあという気持ちになります。息子はスクスクと大きくなり、転職の狭間にほぼノリと流れと勢いで家を買ったりしました。家ですが、買って良かったので、皆様も軽率に家を買いましょう。軽率に買うことが重要です。

お仕事のお話

仕事の面では転職→転職→メンタルぶっ壊し→復職+異動と、まさに激動に次ぐ激動の日々でありました。
1度目の転職はキャリアアップ目当て半分、当時はまだまだ若さも残りなんやかんやイキり毎日のインプットとアウトプットで圧倒的成長💪!となっていた自分の目から見て『社内のやる気も技術もあるメンバーが片っ端から転職していなくなった!もうこの職場で学ぶことはない!(キリッ)』という気持ちになったのがもう半分です。今思えば自分は何様だったのかという気持ちでしかありません。
そのようにして入った次の会社では、チームマネージャーとしてオリャーと順当に成果を上げていたところ、十分に信頼を置いていたはずの上司の皆様になかなか稀に見る酷い裏切りをキメられ、オイオイオイふざけんなやってられっかウオーとなっていたところでたまたま友人からうち来ない?という話があって非常にタイミングが合い、転職と相成りました。こればっかりは今思い返してもだいぶ理不尽な目に遭ったなと思いますし、全然納得はいっていません。一体なんだったんでしょうねアレは。

休職のお話

そうしていまも勤めている弊社に入ったわけですが、半年も持たずにメンタルをぶっ壊しました。皆様も入社半年でメンタルをぶっ壊さないよう、各自やっていきましょう。原因としては素潜りがんばるぞウオーと海に飛び込んだところ何故か足に巨大な石がくくりつけてあり、そうしてことさらこの海は深く、深海の水圧と水流速度についていけず酸欠といった感じだったというのが自分の見立てとなります。皆様も酸素ボンベや防護服無しで深海に潜らないよう、各自やっていきましょう。
そのようにメンタルをぶっ壊してからおおよそ4ヶ月の間休職して何をしていたのかというと、ただひたすら死んだ魚の目をしながらエアロバイクを漕ぎ、まるでうまくなることを放棄するプレイでマリカーをすることで時間を消費していました。もう本当にゆっくり休みたいという気持ちと、とにかく何かしないといけない、何かをしないと人生終わってしまうという焦燥感の間で苦悩しながら、メンタルのお医者様と共に出した答えが、とにかく無限に体を動かせばええんやとエアロバイクを漕ぎ続けることでした。そうして脳はぶっ壊れているので、放っておくと次々に悪いことを考えてしまいます。対策として思いついたことは、マリカーで脳のリソースを目の前のコースを走ることだけに注ぐことでネガティブの入る余地を無くすことにしたのでした。とりあえず道順通り走ればええんやというのを最優先事項としたため、プレイ時間に反して全くうまくなっていません。最盛期では1日6時間エアロバイクを漕ぎながらドンキーコングの乗ったカートを操作し続け、4ヶ月経ち復職する頃には体重は30kg落ち、いつの間にか肥満Ⅱ度だった体重が標準体重となっていました。これにはメンタルのお医者様も「加減しろ莫迦!」と迫り、僕は「痛くなければ覚えませぬ」と壊れた脳で答え、これをメンヘラシグルイダイエットと名付けました。欠点は無限に時間が無いと出来ないこととメンタルをぶっ壊さないと出来ないことであり、現に復職してから35kg増えました

復帰のお話

そうして服薬と健全な運動を続けた結果、少しずつメンタルが上向いてきたこともあり、復職面談にてあの部署では冗談抜きで死んでしまうのでやめてくれと訴え、結果いまの部署に異動となりました。とはいえ今思えば10〜12月の間はまだまだ脳は死んでおり、自己肯定感は-50000億兆、自分の発言に自信が無い、上司や同僚に微妙に怯える、歓迎会の時間が迫ると猛烈な吐き気が襲いドタキャンする、思考力が低下してインプット能力が大幅に落ちる、語彙力が圧倒的に低下して言葉が出てこない等の症状が発生していました。なお最後のやつは今もまだ完全に回復しきっていない有様です。ホント言葉が出てこない。やはり脳はぶっ壊さないに限りますね。皆様も脳はぶっ壊さないよう、各自やっていきましょう。

終わりに

そんなわけでバリバリに色んなことがあった2022年まででした。2022年は人生で一番しんどい年でしたね。果たして僕はちゃんと2023年を振り返ったエントリを今年中に書くことが出来るのか。できるだけ頑張りますので、皆様におかれましても各自やっていきましょう。現場からは以上です。