エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第一回・nagashi_ma_wさん

概要

場所

  • 都内某ファミレス

着席位置

  • 対面

1on1相手

当日の流れ

  • 駅前に集合し、ファミレスへ移動
  • 食事が来るまで、ヒアリングシートを書いてもらう
  • ごはん食べながら雑談
  • 1on1(45分)
  • 解散

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

 nitt-sanと会って話したことのある回数

  • 2回目

 ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

  • 4

 nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

本日の1on1全体の感想を教えてください

  改めて自分の考え方を言語化できたので良かったです。

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

  普通に話しやすかったので、壁打ちして自分の考え方をうまく言語化するのに役に立ちそう。
次の機会があれば、自分のアクションに繋がる部分まで言語化したい。あと、普通にアドバイスいただきありがとうございます。

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

  初対面だからだと思いますが、お互いのことをよく知らないので、もうちょっと時間ほしかったなあと思いました。でも時間キッチリはGood。
ヒアリングシート的なものを書かせてもらいましたが、その中で1番〜3番くらいまで、相手が深堀したいことに丸つけてもらう、なんてのはアリかと思いました。
あとこのアンケートのラスト3項目、複数行記述させてほしいです。

ふりかえり

良かった点

やれた

いきなり1on1、やれました。
やってみようと決めて、実際にやってみたのは翌日でした。リードタイム1day。普段から1on1をやっていたことで、必要になりそうなものがある程度推測でき、用意をさくさく出来たのが功を奏したと思います。結局のところ、まずやってみることがあらゆる第一歩になるはずなので、第一回を速やかに実施出来たというのは大きかったなと感じます。

壁打ち感覚を得てもらえた

1on1では、会話を通して、自分の中のモヤモヤしている部分を整理することをまず目指します。自省のためには、ことがらをあるがままに見つめることが前提となるためです。そのため、コーチ側は聞いたことがらを、少しだけ言い回しを変えたりしながら意図的にオウム返しをしたり、ノートに図示することで、相手の頭の中で整理を進ませるように添います。今回はそれがうまくいったようです。   

反省点

行動の想起まで持っていけなかった

結論から言うと、自発的なアクションを促すことまではいきませんでした。
『いきなり1on1』を始めた話でも書いた通りですが、いい1on1は『アクションまで繋げることが出来ている』1on1だと自分は考えます。
何故アクションへ繋げられなかったのかを振り返ると、以下のような原因があると考えました。やり方を変えるだけでも改善が出来るものと、スキルを伸ばすべきものがあるので、まずは前者を速やかに修正します。

  • ヒアリングシートに記載してもらった話題のほとんどの項目に対して広くアプローチしてしまった
    • フィードバックの通りで、優先順を書いてもらうようにする
  • 1on1を強く意識したため、開始前の雑談段階では『まだ始まっていないから』とあまり踏み込むことをせず、結果的に1on1最中にコンテキストを揃える話がたくさん含まれてしまった
    • 雑談段階から、意識的に踏み込めるところはどんどん踏み込む
  • ノートへの図示が下手で伝わりづらかった
    • スキルの話なので、継続的に練習をする

アドバイスをしてしまった

フィードバックの『ここがよかった』で記載頂いたとおりですが、アドバイスをしてしまいました。1on1においてアドバイスや答えを教えてしまうことは、コーチ側の逃げ・責任放棄だと考えます。今回ボロリとアドバイスが出てしまったのですが、後々思い返すとここが最も自発的なアクションに繋げられる可能性が高かったポイントだったなと感じます。おそらく、もう少し自分の頭の中で構造を抽象的に捉えていれば、あと2, 3程度のキャッチボールで、答えを自発的に導くような質問が出来ていたのではないかと考えます。完全に反省点です。

  • 改善点
    • アドバイスは厳禁であることを強く意識する
    • 話をそのまま受け取るのではなく、話に出てきたオブジェクトと、そのつながりを構造的に捉える

傾聴が甘かった

普段に比べて、目を合わせることを怠ったなという実感があります。グラフィックレコーディングに関する調べ物を直前までやっていたせいか、メモを取ることに少し注意が行き過ぎてしまったなと感じます。

  • 改善点
    • 1on1は傾聴が土台であることを強く意識する
    • メモはあくまで副産物に過ぎず、メモを取ることが目的にならないように重々注意する

 

受け手感想ブログ

ながしー (@nagashi_ma_w) | Twitterさんがブログに感想記事を書いてくれました!ありがとうございます!
こちらも見て頂くと、コーチ側と受け手側でどういう感想を持ったのかがそれぞれわかりやすいかと思います。

nagashi-ma-w.hatenablog.com