エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第二十五回・果物りんさん

いきなり1on1とは?

こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com

概要

場所

  • ガスト

着席位置

  • 正面

1on1相手

f:id:nitt_san:20190408225341j:plain:w200

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

していない

nitt-sanと会って話したことのある回数

初対面

ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

5

nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

5

本日の1on1全体の感想を教えてください

学びだけでなく己を知るまたとない機会になった

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

・1on1だけでなくそれを振り返れたこと。
・ポジションが上がってしまうことで1on1する側の人にされる側になるチャンスを与えること。
・抱えてるものを整理していく技術が素晴らしい
・いつでもDoできるPlanがポンポンでてくる

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

自分の原体験が掘り起こされていく過程でちょっと不安を感じたのが気になったといえば気になった(その後の振り返りで解消されてます)

ふりかえり

『感情の出所の自覚』の先に踏み込めない

twitter.com 先日、上記のTwitterでのやり取りをキッカケに思考を深め、コーチングの目的は『人間が各々に持つ情緒から発生する弱さや醜さが原因で、どこで逃げや諦めが発生していたのかを自覚してもらい、更に思考を深めて現実を変える行動を取ってもらうこと』だと理解しました。
そのため、今日の1on1では最初にいつも通りの1on1を実施して現状を整理した後、別途感情にフォーカスして、内心に迫るためのコーチンを実施しました。
その結果、自分の判断がどういう感情から来ているものなのか、どういう過去が元となって、いま何を恐れているのかといったことを自覚してもらえました。
ただ、自覚してもらえたものの、それまででした。
そこから『自省してもらうこと』や、『現実を変えるための行動を見つけてもらうこと』に踏み込むためのスイッチは、見えていたのですが、踏み込めませんでした。
フィードバックにある通り、感情の出所を探る過程で一部不安に思われてしまっています。かなりパーソナルな部分です。自分はここに踏み込むことをやめてしまいました。
相手の感情に配慮するのであれば、恐らく踏み込まないで正解だったのでしょう。ただ結果として、自省してもらえなかったということを鑑みると、感情に配慮せずに踏み込んでいった先に自省があったのなら、今回の判断は正解ではありません。
しかし踏み込んだ結果『こいつは不躾にも人の内心にズカズカ踏み込んでくる、失礼な人だ』と感じられ、内省どころじゃ無くなったのならば、これもやはり正解では無かったでしょう。
今回は奇しくも『正解とは何か』という話題から端を発して内面に踏み込みました。やはり正解とは難しいものです。ここがいきなり1on1の限界点なのかは、まだ見えていません。まずは次回のプランを考えます。