エンジニアリング、マネジメント、日常、生活

時がうつろい環境が変われば好みや感じかたに変化が出るという事実を織り込み,それらも含んだ多くの要因の交互作用の中で,あらゆる営みは行われている(前田, 2014, p. 375)。

【いきなり1on1記録】第二十七回・watanabeさん

いきなり1on1とは?

こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com

概要

場所

  • 某会議室

着席位置

  • 90度、自分が右側

1on1相手

受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)

普段業務で1on1をしているか?

している

nitt-sanと会って話したことのある回数

2回目

ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)

5

nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)

5

本日の1on1全体の感想を教えてください

想像以上に、自分にかかっていたフィルターが厚かった事に気づけたことは、自身にとっても大いなる収穫です。 話すだけではなく、眼の前で描かれていく内容が、自身が会話しながら思い描いていた内容が、それ以上の精度でまとめられていくのは、気持ちよかったです。 最後、終わったときの晴れ晴れとした心持ちと、そこから来る妙な高揚感で、久々に笑顔が止まらない状態でした。

このタイミングでお会いできたことは、本当に感謝しかありません。 ありがとうございました。

nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?

相手のCPUで答えを導き出すことにかけては、天才的だと感じました。 恐らく、ずっと私のことを観察し、表情や仕草、会話の間などから、 追加質問を入れるタイミングを図られていたのかと思いますが、 ほぼ初対面に近い人に、それができるというのは、素晴らしいです。 「EMメンター」 とか名乗って、職業にされても良い気がします。

傾聴とはかくあるべきか。と学ばせていただきました。

nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?

特に無いです!

ふりかえり

not相談, butコーチン

『答えは相手の中にある』を突き詰めることがコーチンだということを再確認出来る、いい回でした。
日頃から問題意識を持って、なんとかしようともがいている人相手ほど、精度が高い1on1を終えられることが多い気がします。
最近、かなり高い地位にいるマネージャーの方と1on1をさせて頂くことが増えました。皆それぞれがマネジメントというものに向き合い、皆それぞれの現場で問題をとにかくなんとかしようともがいていることが、話を伺うと見て取れます。
その過程で得た情報が多岐に渡って判断の手が止まったり、いつのまにか目的を少し見失ったりしつつ、シャローワークに時間を取られて、熟考する時間もない。
恐らくその状態で誰かに相談しても、有効なアドバイスがもらえるわけでもなく、気を抜くとむしろ別の問題が沸いてきたり、相手の問題へのアドバイスを求められたりもするでしょう。
いきなり1on1という活動を通して、僕はマネージャーも人間であるという至極当たり前の、それでも何故かスーパーマンであることを求められて苦しんでいる様を、目の前で見ています。マネージャーは、人間です。
いきなり1on1は、半ば強制的な程に、深く考える時間が確保出来ます。一対一の空間を提供し、質問を通して、思考放棄をさせないよう心掛けています。
その結果、問題の構造と情報を整理して、本来の目的に立ち返ることで、普段から考えている解決への論理の紐をほどいて、真っ直ぐにすることが出来るのでしょう。
今回の1on1が終わった後の、watanabeさんのスッキリした笑顔は忘れられません。本当にありがとうございました。

なお、フィードバックでとても褒めちぎられていたので、とても照れています。