【いきなり1on1記録】第十六回・匿名さん
いきなり1on1とは?
こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com
概要
場所
- 都内某ファミレス
着席位置
- 正面
1on1相手
- 匿名さん
- エンジニアリングマネージャー
1on1時間
70分
受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)
普段業務で1on1をしているか?
している
nitt-sanと会って話したことのある回数
初対面
ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)
5
nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)
4
本日の1on1全体の感想を教えてください
考えがこんがらがっていた状況が解きほぐされました。また、1on1のやり方について色々と学ぶものがありました。
nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?
初対面の人には待ち合わせの時に自分の写真を送ってくださるのですが、それがよいアイスブレイクになっている気がします。
nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?
特にありませんでした。
ふりかえり
言い回しについて
何度か、もしかしたらこの言い方は鼻に付くかもしれないという口癖的な言い回しをしたなと思いました。
気をつけようポイントです。個人的に、口癖は表現することへの怠慢だと思っています。
Engineering Manager、あるいは、あらゆる中間管理職の孤独について
Engineering Manager、Product Manager、あるいはProject Manager、課長、部長、チームリーダー、エンジニアリングに関わる人、関わらない人、とあれ、あらゆる中間管理職と呼ばれる人達は、かなりの確率で独特な孤独感を抱えています。
今日下した意思決定は本当に正しかっただろうか。チームでのコミュニケーションがうまく取れなかった。あの言い方はまずかったかもしれない。プロダクトの方向性は本当にこのままでいいのだろうか。この資料は経営層には納得してもらえるだろうか。ベッドに入ったはいいけれどどうしてもモヤモヤしてしまい、うまく眠れない日もあるでしょう。
けれどチームのメンバーに愚痴をこぼしてしまいたくはない。チームのアウトプットへ影響を及ぼしてしまう可能性もある。上司にもうまく相談出来ない。どうせ理解してはくれないだろう。単純に心配かけてしまうかもしれない。あるいは、メンバーとは愚痴をこぼせる間柄かもしれない。それでも、マネージャーとして一線を超えるわけにはいけない、吐き出すことの許されない独特のなにか。どうしても吐き出す先が見当たらない何かがあります。
マネージャーは、それぞれにどうしようもないような孤独を抱えています。
マネージャー相手にいきなり1on1をやると、ああ、この活動はそういった孤独に寄り添うことが出来るのかもしれないと思います。
知らない人だから気軽に吐き出せて、コーチングだから知ったような顔して無責任な意見を言われるわけでもない。バイアスが無いので、客観的に悩みを整理してもらえる。その上、内省から気付きを得ることも出来る。いきなり1on1は、対マネージャーにうってつけの活動なのだなと感じます。
もしかしたら、本当に1on1が必要なのはエンジニアよりもマネージャーなのかもしれません。そんなことを思いました。
【いきなり1on1記録】第十五回・kaztoさん
いきなり1on1とは?
こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com
概要
場所
- 都内某喫茶店
着席位置
- 正面
1on1相手
- 𝕜𝕒𝕫𝕥𝕠 (@bainarian) | Twitterさん
- web系ベンチャー企業のエンジニア
当日の流れ
受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)
普段業務で1on1をしているか?
している
nitt-sanと会って話したことのある回数
初対面
ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)
5
nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)
5
本日の1on1全体の感想を教えてください
自分のあいまいにしか考えられない部分を補っていただくと、ここまで整理されるのか、と感動をおぼえました。
nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?
アイスブレイクの技術がすごいなと感じました。
nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?
特には見当たりませんでした。
ふりかえり
1on1(おかわり)
1on1が終わったと思ったら1on1が始まったのでnitt-sanは考えるのをやめた。終わりが無いのが終わり、ゴールドエクスペリエンス1on1…
最初、ややとりとめのない話題の優先度が高かった(確かに人命という意味で優先度は高い)ものだったので、それなりな時間感覚で次のアクションも出てきて、じゃあこれで来週はやってみましょう。終わりますと。
その後雑談で仕事の状況などを聞いていた所、オヤこれがまぁ出てくる出てくる。すかさずノートを取り出して傾聴モードに移行し、1on1(おかわり)が始まりました。
アリか…?と思ったのですが、時間もあったしkaztoさんの今後の助けにもなったのでアリアリですね。とはいえ一回目より少しだけ注意力が散漫になったので、そこは気をつけたいかなと思いました。
自分の感覚と相手の感想のズレについて
Engineering Managerのslackスペースでも少し話題になったのですが、1on1では『受けた側はすっきりしたのだけど、逆に自分はもやもやしてしまった』という状況がまま起きます。
相手はスッキリしているので問題はないのですが、こういう場合、自分が何故スッキリしていないのかが、自分でもよくわからないのが難点です。出来れば解決したいところです。
ちなみにslackでは『そういう場合は他の人に1on1してもらおう!』と意見を出したのですが、自分が誰かに1on1をやってもらうということが日常的にはありません。悩ましいところです。
受け手の感想記事
今回の受け手のkaztoさんが感想noteを書いてくれました!ありがとうございます!
https://note.mu/bainarian/n/n3a726c91c12a
【いきなり1on1記録】第十四回・あわなさん
いきなり1on1とは?
こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com
概要
場所
- 都内某ファミレス
着席位置
- 正面
1on1相手
- あわな⚾️やきうインフラ女子 (@a_w_a_n_a) | Twitterさん
- インフラエンジニア
- やきう(虎)
当日の流れ
- ファミレスで集合
- ヒアリングシートを記載してもらう
- ごはん食べながら雑談
- 1on1(72分)
- 終了後、100均でホワイトボードと付箋を買って解散
受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)
普段業務で1on1をしているか?
している
nitt-sanと会って話したことのある回数
初対面
ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)
5
nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)
5
本日の1on1全体の感想を教えてください
自分のずっと抱えてきたもやもやが少し晴れて、気分がすっきりしました!受けて良かったです。
nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?
なにげなく言った言葉や、気になるところを引き出して深掘りし、解決につなげていくところ。
それがもし即行動できるものだったら、1on1終了後に実行させてくれるところ。今回の100均行きとか。
nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?
グラレコが、黒い太めのペンを多く使っているからか、全体的に暗く見づらい印象でした。
ふりかえり
アクションをした
アクションをしました。
しました?
あわなさんですが『プライベートにおけるアウトプット関連のタスク管理がうまくいかず、どうにもいつも締め切り駆動になってしまうので、メンタル的につらい』と悩んでおりました。
しかし話を聞くと『最近、会社のスクラムでタスクを可能な限り細分化する事で、タスク管理がうまくいくようになった』とのことでした。
じゃあ、会社のやり方をプライベートでもやってみればいいのでは?という事で、プライベートスクラムを試してみましょうと。
そのままその足で100均へ行き、壁かけボードと付箋を買い、スクラムボードの準備が整ってしまいました。
1on1直後にアクションをひとつ終わらせたのは初めてだったので、あわなさんの行動力にただ感嘆したのでした。
その後深夜「スクラムボード出来ました!」と連絡が来ました。強い。
帰り道に「プライベートでもスクラムやっていいんだって思いました」と仰っていた通り、スクラムは仕事でやるものという固定観念をうまくリフレーミングが出来たのかなと思います。
ペンの色彩について
グラレコが、黒い太めのペンを多く使っているからか、全体的に暗く見づらい印象でした。
とのことでノートを見直した所、なるほど確かにと思い当たりました。枠線が蛍光ペンの黒を使用しているためかと思います。
まずは暖色のペンを探そうかなと考えています。
というか3月末にiPadの新型が出るかもなので、出たら思い切って買ってしまおうかしらと考えています。
受け手の感想記事
awanaさんが感想記事を書いてくれました!ありがとうございます! [awana1023.hatenablog.com]
2019年2月のふりかえり
目標と成果
マネジメントスキル向上
社外認知向上
- いきなり1on1関連のブログ記事がいくつかホッテントリ入り
- なんか最近知らん人と1on1する人がいるっぽいという情報が少し出回ったと思う。
- ひ、広木さん!
今日嬉しかったのは、広木さんに「アッ、1on1のニットさん」って言ってもらったことだったりする。最近やってることまで含めて憶えて頂いていた。
— nitt-san (@nitt_san) February 5, 2019
ダイエット
- 体重 マイナス 0.5kg
- 体脂肪率 マイナス 1.0%
- 食事
- 2月中旬からメンタルが悪い方にいってしまい、食事に気を遣うどころじゃなく、暴飲暴食もしてしまいました。
- 運動
- こちらもダメでした。朝起きれなくなっているのが原因ですが、スクワットすら出来ていません。
インプット
読了書籍 : 3冊
Graphic Recorder
ザ・コーチ
ロジカルシンキングを鍛える
勉強会参加 1回
アウトプット
ブログ記事
- 11本記載
- 反省点 : いきなり1on1関連の記事しか書けていない
いきなり1on1
- 10回実施
その他
- 33歳になりました
【いきなり1on1記録】第十三回・zakiさん
いきなり1on1とは?
こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com
概要
場所
- 神奈川県内某プロント
着席位置
- 正面
1on1相手
- ざき (@zucky_zakizaki) | Twitterさん
- フロントエンド / バックエンドエンジニア
当日の流れ
- 駅付近で集合
- プロントへ移動
- ヒアリングシートを記載してもらう
- 1on1(82分)
- 終了後、酒を飲みつつ1時間ほど話して解散
受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)
普段業務で1on1をしているか?
- していない
nitt-sanと会って話したことのある回数
- 3回目
ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)
- 5
nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)
- 5
本日の1on1全体の感想を教えてください
私の悩みの真因は「焦り」「劣等感」だったのですが、自分自身焦っている感覚や劣等感を感じていると思っていませんでした。
当日まで苦しく、悩んでいたことが解きほぐすことができ、精神的にとてもフラット(楽?)な状態になることができました。
次のアクションも決まりました、しばらく深刻に悩むことはないかな...と思います。本当にありがとうございました!
nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?
グラレコによる心境の整理です。
私の口から頻繁に登場するキーワードや悩みのポイントを可視化していただいたことで、1on1する中で自分が少し混乱した際、このような発言をしたと常時振り返りがすることができ、悩みを深掘りできたと思います。
私は整理が苦手な方なので、グラレコは非常に助かりました。今後も継続していってほしいです!
nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?
(1on1していただける身としては、非常にありがたいのですが...)時間が気になりました。
フレームワーク上は45分とご記載されていますが「相手のモヤモヤが晴れることを最優先」を目標とされている以上、今回のようにかなり深掘りされていくことが予想できます。
そのため、まずは60分〜70分を目安にした方が良いのかもしれない...と感じました。
ふりかえり
整理がうまくいった
いつもに増して整理がうまくいったように感じます。
zakiさんは『いま何とかしなければいけない』『今年何とかしなければいけない』と思い込んでいることがあまりにたくさんあり、全て平等に悩んでいたため、恐らく焦燥に駆られて頭がゴチャゴチャしてしまい、優先順位をつけることが出来なくなっていました。
まずは大きな課題の優先順位をつけ、その中のタスクや想いに優先順位をつけ、『何のためにやっているのか』を問い続けていきました。
だいぶスッキリして帰っていかれた印象です。
普段よりもだいぶwhyを問うことを心掛けたため、その結果が出たのかもしれません。やはり基本ですが、重要な事だと思います。
次回も、とにかく基本を忘れずにいこうと思います。
時間オーバーをどうするか
どうしましょう。
今回も何度か寄り道をしているので、とりあえず60分に納められる内容ではあったのですが、本筋にいったかどうかは終わってみないとわからないことでもあります。
45分ないし60分という目安も、そもそも自分で考えたことなので、別にいくらでもやりようはあるのですが、長すぎるのも問題なのはわかります。
しばらく解決策は考え続けることにします…
【いきなり1on1記録】第十二回・遠藤ヒズミさん
いきなり1on1とは?
こちらをご覧ください
nitt-san.hatenablog.com
概要
場所
- 都内某喫茶店
着席位置
- 正面
1on1相手
- 遠藤ヒズミ (@endo_hizumi) | Twitterさん
- バックエンドエンジニア
当日の流れ
受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)
普段業務で1on1をしているか?
- していない
nitt-sanと会って話したことのある回数
- 初対面
ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)
- 5
nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)
- 4
本日の1on1全体の感想を教えてください
話をすることで気づきを得ることだけでなく、アドバイスをもらうことができ、有意義だったと思います。
nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?
話の内容を図示するところ
nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?
特になし
ふりかえり
前回出た改善点について
話をオブジェクトで捉え、オブジェクト同士のつながりで捉える : ◯
- ある程度のレベルでは出来ていているため、今後は毎度振り返る必要はないと判断します。
60分以内に収める : △(継続)
- ダメでした(73分)
- 『もしかしたら1時間のほうが適正な時間なのではないか(キリッ』と書いた舌の根も乾かぬ2時間後、早速の時間オーバーでございました
良かった点
特に真新しいことは無し
反省点
時間オーバー
よくオーバーしてしまうのですが、「話しすぎて酸欠になった」と言われ、アアー、ワカルーと思いました。話しすぎると疲れますよね…
タイムマネジメント、もう少し真剣に取り組むことにします。
目的を明確にした方がいいかもしれない
1on1では『悩んでいることや、問題を整理して明確にする』『整理されたことで改めて気付きを得て、次のアクションを見つける』ことが出来ます。そのため、1on1を受けたからと言って、過度に悩みが解決するわけでも、何らかの新しい能力を獲得出来るわけでもありません。
帰り道にヒズミさんからは「次に何をするかが少し見えた」という言葉を貰ったのですが、実はこれは第2回目のKANEさんが感想記事に書いてくださったことと同じことであり、もしかしたら1on1によって悩みを解決することを期待されている可能性があるのでは?と考えています。
開始前に『悩んでいることや、問題を整理して明確にする』『整理されたことで改めて気付きを得て、次のアクションを見つける』ということが出来る旨を伝えておくほうがいいのかもしれないなと思いました。
その他 (※これはヒズミさんとの1on1での反省点ではありません)
相手の自省に繋がっているのだろうか
このいきなり1on1が、果たして相手の自省に繋がっているのか、少し自信が無くなってきています。
なんとなくコーチに言われていることが、筋道としては理解できるんだけど…と、疑問が残ったまま終わっていないだろうか。
なんとなくコーチに言われたので、なんとなくわかったような感じで終わってしまってはいないだろうか。
次に行動すべきことはまあ明らかになったとは思うものの、果たして行動に繋がっているのだろうか。
これまでいきなり1on1を受けた人が、その後に行動に移しているのかを、その人のマネージャーじゃない自分はトレースすることは出来ません。
ただ、相手がSNSの端々で発言していることを少し観察すると、あの時間は本人にとって、何の助けにもなっていなかったんじゃないか…?みたいに思う発言が何度かあるのを見てきました。
自分は、未来と他人をコントロールすることは出来ません。
1on1で、コーチは、相手が自分を変えるためのきっかけをあぶり出すことと、少しだけ背中を押すことしか出来ません。
自分だけが、自分を変えることが出来ます。
これもまた頭ではわかっているのですが、たまにどうしようもないほどの無力感を感じてしまうことがあります。
【いきなり1on1記録】第十一回・inductorさん
いきなり1on1とは?
こちらをご覧ください
概要
場所
- 都内某ハンバーガー店
着席位置
- 90度(自分が右)
1on1相手
- [https://twitter.com/inductor:title]さん
- インフラエンジニア
当日の流れ
受け手からのフィードバック(一部プライバシーに関する所をカットしています)
普段業務で1on1をしているか?
- していない
nitt-sanと会って話したことのある回数
- 2回目
ご自分の仕事・趣味・人生などへ、何かプラスになることはあったか?(5段階評価・5が最高)
- 4
nitt-sanの1on1コーチの技量をどう思いましたか?(5段階評価・5が最高)
- 4
本日の1on1全体の感想を教えてください
自分の思考を丸裸にしていく感じがして面白かったです。
nitt-sanに対し『ここがよかった』『今後も続けたほうがいい』と思ったことはありますか?
相手の思考を引き出すことに徹底している感じがして、とても話しやすかったし、思考の整理ができました
nitt-sanに対し『ここが気になった』『今後は控えたほうがいい』と思ったことはありますか?
1on1の方向性があまり良く分からなかったのが気になりました。
仕事、プライベート、なんでもいいですが、なんとなく方向を最初にプロトコル決めとくともう少し最初まとまりがよくなったかもしれません
ふりかえり
前回出た改善点について
話をオブジェクトで捉え、オブジェクト同士のつながりで捉える : △(継続)
- オブジェクト同士で捉えはしたんですが、既にある程度思考の整理が済んでいる人の説明に対して、記載する速度感が追いつけないことがわかりました
- メモを取ることよりも自分の頭で把握することが重要なので、一部メモは犠牲になりました
45分以内に収める : △(継続)
- まあまあダメでした(56分)
- これまでは45分としていたのですが、もしかしたら1時間のほうが適正な時間なのではないかと思い始めました
- 実は最近、会社の1on1も30分→45分に変更しています。単に45分は短すぎるかもしれません
良かった点
自己組織化出来ている個人相手の1on1の経験を積めた
inductorさんですが、自分が興味ある分野が嗜好の上にあるという土台があり、実体験を伴ったポリシーを持ち、どうすれば自分が成長出来るかを理解していました。
その上で中長期的な目標を見据え、そのために短期的な目標を日々積み重ねている、完全に自己組織化出来ている人でした。
加えて、構造を捉えて説明をするのがとてもうまい ≒ 概念を抽象的に捉えるやり方も理解しており、こんなに掘っても掘っても既に考え抜いた結果が出てきて、しかも行動が伴っている人と1on1を出来たのは初めてで、大変刺激的でした。心の底から勉強になりました。
反省点
何をすべきか迷ってしまった
何度か「これ1on1する必要あるのかな…?」と言っちゃった通りなんですが、自分のやるべきことを認識している人なので、次のアクションを立てることをサポートする必要も特にありません。
こういうケースは完全に初めてで、コーチ側が何をすべきなのか、実施中に見出すことが出来ませんでした。
ここからは反省を踏まえた考察です。
こういった場合になぜ1on1をするのかを考えた時、1on1のメリットは「考え事をするのに、一人ではなく二人いる」ということに収束していくと考えられます。
1on1は基本的に『考察する』→『発言する』→『整理する』→『考察する』→『発言する』→………とスパイラルしていき、どこかのタイミングで『気付きを得る』となります。コーチ側はそれぞれに対し、具体的に以下のようなアプローチが出来ます。(『気付きを得る』のは受け手次第かも)
- 『考察する』
- コーチはwhyを投げ続けることで、相手の思考を深めることを徹底する
- 『発言する』
- コーチは相手の様子に気を配り、傾聴を続けることで、相手との距離感を縮め、発言を促すことを徹底する
- 『整理する』
- コーチは構造的にノートを取ることで、視覚的な形で整理して、状況を明確にしていく
- 『気付きを得る』
- 受け手は整理されたノートを見て、時に気付きを得たり、時には更に考察を深めて発言を続ける
つまり、やることはいつもと変わらないということでした。相手が自己組織化されてようが自走してようが自走できてなかろうがは全く関係ありません。
『相手は不確実性の高いものであり、コントロールすることは出来ない』ということをもう一度念頭に入れ、1on1において、コーチはコーチングのために必要なスキルの練度を常日頃から高める努力を続け、どういう状況であろうとも、いつも通りにコーチングをしていくことが極めて重要という、いい学びがありました。
特に『whyを投げ続けること』が最近弱いなと感じているため、次回のいきなり1on1ではここを強めに意識しようと思います。
受け手側ブログ
今回の受け手であるinductorさんが感想記事を書いてくれました!
ありがとうございます!
inductor.hatenablog.com